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BSTとは?

ブータンにはBSTという言葉がある。

あるブータン人はこのBSTを、Bhutan Standard Timeといい、またある人はBhutan Stretchable timeという。解釈が人によって違うのはともかく、ブータン人は時間にものすご~くルーズなのだ。9時集合は10時以降の集合のこと。当然のように一時間以上遅れでやってくる。最初はほんとに驚きと呆れの連続だったけど今ではこれが私もあたりまえになっている。

日本にいた頃は遅刻の常習犯で10分前行動ができない人間だった私。でもそんな私のルーズさがかわいくみえてしまうほどのブータン人の時間意識…すごすぎる。遅れてくることを誰も怒らない、咎めない。そして悪気もないので謝りもしない。とにかく気ままにのんびりしてる感じが彼ららしいし、嫌いじゃない。


のんびりっていいなぁ。
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今、帰国に向けて一番恐れていること。時間厳守人間に戻れるかってこと。
この2年で鈍った感覚を戻すには相当な努力が必要だろう…

10分前行動を批判するわけではないけど、日本人は何であんなに時間に厳しいんだろう。遅刻が時には大問題になることだってある。常にせかせかと時間に追われてしまって、心の余裕すら奪われている気さえする。ブータンみたいに極端な時間の感覚の違いを経験したからこそ考えさせられたこと。ブータン人のルーズさがある意味うらやましく思うときだってある。彼らは、時間に追われることなく実は時間を自由自在に操っているのではないか。



人生には焦ったってしょうがないことだってある。

ビバBST!

あと1ヵ月ちょっと存分にBSTを楽しもう。
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29歳になりました!

さっきワークショップのリハーサルが終了。
たった4日の準備期間でできることは限られていたけれど、なんとかまとまった~ほっ^^;
明日から任地に2日かけて帰ってスタートする一週間の巡回ワークショップ。楽しみと緊張の半々><
それと断水と停電に阻まれないか心配で心配で…。でも強くイメージするのは子供の顔。頑張らないと!
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昨日は29歳の誕生日。あっというまに20代最後の歳を迎えた。
昨年はブータン人に囲まれての誕生日だったけど、今年は首都にいたので、同じ日本人ボランティアの友達、そしてこのあいだ私のとこに出張途中に遊びに来てくれた同期にお祝いしてもらった。ちょっといいワインを買って、手作りのピザパーティ。チーズケーキを焼いてくれた同期。好きな食べ物、人に囲まれてとてもとても楽しい夜だった。みんな本当にありがと~!
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28歳思い返せばいろいろあった・・・
ほんとにいろいろあった。いろんなことに今までにないくらい一生懸命取り組んだ。私に足りなかったのは粘り強さなんだって気づけた。たくさんのことを考えさせられ、ブータン人に心を動かされた必死になって動いた濃い一年だった。多くの経験を通して、自分の好きなとこ嫌なとこも知った。


20代最後の一年、20代よかったなぁって思いながら30代の良いスタートがきれるような一年にしたいな☆
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なぜ保健ワークショップか?

おはようございます。ティンプー滞在2日目。
すっかり早起きが定着して、時には3時とか4時とかおばあちゃんのような生活をしています。
この時期のブータンの朝はちょっと肌寒くて結構好きな時期。ベランダでヨガでもしたい気分♪

話は変わって保健クラスのツアー準備を着々と行ってます。
昨日は手洗いチェッカーで試しに自分の手をチェックしてみると、自分の手の汚なさに思わずギャー!
はい、そうです。すっかり現地人化してしまい、手を洗う回数がそういえば減ったなぁと…
ブータンに来たばかりの頃は、母から送ってもらった除菌ウェットティッシュを常に携帯してたほどなのに。
そんな手の汚れを全く気にしていない私ですが来週、タシガン県内12校の田舎の学校を巡回し栄養士のボランティアと彼女のブータン人の同僚たちとともに、保健クラスのツアーを開催予定!

ブータンの教育現場における保健体育では、保健の授業がなされてないのが現状。
昨年から始めた田舎の学校への巡回指導、そこで見たのは栄養のバランスが悪い子達、腹痛や下痢を訴える子達…ほんの少しの保健に関する知識こそが彼らをもっと健康に、そして病気から守れるのではないか?そう思い続けて企画したこのワークショップ。日本に住む元保健の先生だった母にも相談したりして絞ったテーマ「衛生」と「栄養」。私の担当は「衛生」。手洗いでどれだけの病気が防げるかについて、そして正しい手洗い方法を子供達、先生達、子供達の両親、村の人々へ伝える予定!

大好きな子供達にいつも元気で笑っててほしいから
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病院行くのも大変な距離を歩く村の子供に、自分で予防できる病気もあるってこと、しっかり伝えたいから
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学校で友達とわいわいと楽しい時間を少しでも長く過ごしてほしいから
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大袈裟かもしれないけれど、正しい保健知識で守れる命だって絶対あるから
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と、そんな思いのつまったこの企画。
前例がないこともあり、正直どうなるかわからないけど行動あるのみ!

やり遂げるぞー!!

お疲れ様でした!

今日、2人の同期がブータンを去る。
仕事があって空港までお見送りに行けないのが残念…
もっと数時間でいけるキョリならいいのだが往復の移動で4日はさすがに学校をあけられない。

みんなバラバラのとこに住んではいたけど、やっぱ精神的に支えてもらったのは何よりもきっと同期。
2年前の約2ヵ月間、訓練所で共に生活しトレーニングを受けてからブータンへ一緒にやってきた。元OLだった私にとって、教師という職業に対するイメージを大きく変えてくれた。(もちろんいい意味でね)

そしてブータンでは、生活面の厳しさもブータン人との価値観の違いも、同じ苦労を味わってきたからこそいろいろと相談できる部分があった。彼らの住んでた場所は私のところからしたら街ではあるけど、それぞれに生活の苦労があったに違いない。1人は年中が水不足の町。2週間以上が断水だったこともある。業務用のでっかいタンクを買って水を溜めたり、雨が降れば雨水を溜めたりいろいろ頑張ってたのを思い出す。私の区域の停電時はだいたいこの町も停電していて、そっち電気もうきた?なんてよく聞き合っていた。もう1人は雨と霧のすごい場所でカビとヒルと格闘。枕がカビで真っ黒になったことやヒルに血を吸われたりと結構、衝撃的な生活を送っていた。そして往復4日かけて私のとこに2回も遊びに来てくれたのをなつかしく思う。

彼らは現職。4月からは日本の教壇に復帰する。きっと帰国後は準備でバタバタな生活を強いられるのだろう。
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最近、会えない分ちょくちょく電話をかけたりスカイプしたりで話してた。
ブータン人のリアクションが完全に身に染み付いてしまってたので、きっと日本人に驚かれるんだろう…
大丈夫かぁ^^;?www

2年間弱のあいだほんとにほんとーにお疲れ様。
一緒に帰国できなかったの寂しくはあるけど、3ヵ月後にまた会おう!

というか会いに行くよ~待っててね♪

幸せの国の裏側

「世界一幸せな国」
今、ブータンと聞けば日本人の誰もがそんなイメージを持ってるのだろうきっと。
でもこの国に住んでいると、旅ではみえない悲しくて残念な事実だってある。
今回はちょっと重い、そんな幸せの裏側な話。

薄暗くなった夕方、1人の生徒が息を切らして私の家にやってきた。
たまに家に遊びに来る子だったけど、ちょっとびっくりした・・・なんでこんな時間に??
彼の顔は切羽詰っている。事情を聞くと、お酒に酔ったお父さんの暴力がこわくて逃げてきたという。
夜ご飯を一緒に食べて話を聞いて、村まで送っていった。私にはそれしかできなかった…
今も心配で心配でしょうがないけれど、家の中までついていったら私が帰った後にエスカレートして
殴られるからと言われ、家の近くまでしか見送ることができなかった。

ブータン人はお酒好きが多い。そして飲む限度を知らない人たちもいる。
お酒にのまれてる親をもつ生徒は話を聞くと残念なことに結構いるのが事実。
そしてお酒の有無にかかわらず、子供は殴られてしつけられることが多いのも事実。

私の家に逃げ込んできたのはこの男の子だけではない。
以前にももっと小さい女の子が泣きわめきながら助けをもとめにきたこともあった。
その時は直接、その父親を家に呼んで話をしたんだけど、外国人なんかに頼ってる子供にさらに
イラっとしたみたいで、「あなたには関係ないっ!」とまで怒鳴られたことだってある。

一方、こっちの先生は子供に無関心な人が多い。仕事がなく仕方なく働いてる先生だっている。
たとえ自分の担任の先生であろうと子供が頼りたくもない気持ちもなんとなく理解できる。

住んでみて、子供と深く関わって初めてきづくこと。
この国を批判するわけではないけれど、幸せってそんな表面的なぺらいものなんかじゃないと思う。
ブータンのいいとこも悪いこともしっかり見ないといけないと思った。
ここで、私の立場でどうしてあげるのが一番幸せって言えるんだろうか?

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